開放弦・開放コードって何?
アコースティックの練習方法について。開放弦・開放コードについて紹介します。
開放弦とは、弦を何も押さえることなく鳴らせる弦のことで、ギターの弦をそのままの状態で押さえることなく鳴らすことのできるコードのことを指します。
この押さえ方は、ローコードに多く見られ、鳴らすと非常に鳴りはいいです。ポジションが上になればなるほど、開放コードは押さえる形が変わってきます。
極力開放弦を使ったコードを弾いた方が、コードの旋律は美しくなります。
開放弦と、普通に押さえる弦とをうまく使い分けて、コードを作ってみるのもいいかもしれません。開放弦を使いこなせられるようになれば、自分の楽曲にも取り入れられるため、大変便利です。
また開放弦はコードの鳴りもいいのが特徴で、響きがいいので、曲作りでも多用してしまいがちです。
簡単な曲には多く使われていますが、進行が複雑になってくると開放コードだけではおしゃれな響きにはならず、使いどころを考えて弾くことで、演奏に波をつけることができます。
連続したコード使いは、最近の曲には多く使われる傾向があり、最近のポップスは特に使用が多いです。
展開も早いので、練習するとなったらコードを早く移動させられるように、腕をしっかり慣らしておく必要があります。
また開放弦はアルペジオを弾く時などによく使われ、弦をしっかり押さえた音と開放弦の音が合わさり、とてもきれいなハーモニーを生み出します。