洋楽を弾いてみよう
アコースティックギターの練習において洋楽の聴き込みはかかせません。
海外のアーティストは一体どんな演奏をしているのか、どんなメロディで歌を歌っているのか。非常に参考になります。
例えばMr.bigというアメリカのハードロックバンドがいます。ジャンルこそハードロックと聞けばとにかく大きな音で訳も分からず演奏しているイメージが付きやすいですが、よく聴きこむと、その演奏の素晴らしさが分かり、楽曲のセンスもとてもいいものです。
このグループ、to be with youというアコースティックの曲があるのですが、これがまたとても感動的な楽曲で、いい響きをしています。どうしたらこんなにかっこいい曲が作れるのだろうか、ただただ悔しい思いでいっぱいでした。
流石、本場の音楽は一味違うと言えるでしょう。
日本の音楽も素晴らしいものが多いですが、やはりアメリカや、イギリス、中東など海外のアーティストを聴くのも、大変勉強になります。発生の仕方なんかは非常に参考になります。
彼らは複式呼吸が当たり前のようにできています。またギターも力強く鳴らすので、とにかく音も大きく、かつ繊細なタッチで聴く人を魅了します。
ただうるさいだけの演奏をするのではなく、あくまでも丁寧にかつ力強く鳴らすことが、アコースティックギターの練習では大切です。正しく演奏し、極力リラックスした状態でのびのびと歌えれば、人々を魅了することもできるに違いありません。
まずは、何といってもビートルズから
まず、初心者であれば、ビートルズの”Let It Be”から始めるのがいいでしょう。この曲はローテンポですし、コードも簡単なものしか使わないので一番最初に練習する曲としては最適です。また、誰もが聞いたことのある曲というのも、この曲をお勧めする理由です。
そして、イントロが印象的な「in my life」。
A、E、F#m7のよくあるコード進行で、指の動かし方も身に付きます。
ストロークでもいいのですが、アルペジオで鳴らすと雰囲気たっぷり。
練習にもうってるけです。
「across the universe」はCMでも聞いたことがあるはず。ストロークで鳴らすアコギの音がとても気持ち良く、外で弾きたくなってしまいます。上手なひとは是非!
冒頭のFのコードが特徴的な「yesterday」も、6弦のみを鳴らしたあとに1〜3弦を鳴らすので、普通のストロークから一歩前進したい人におすすめです。
oasis や Ed Sheetan もお薦め!
そしてある程度慣れてきたらお勧めしたいのは、イギリスのロックバンドoasisの曲です。Dont look back in anger、 Whatever、Wanderwall などは、CMなどで誰もが耳にしたことのあるような有名曲です。
oasisもこれらの曲はアコースティックギターで演奏していますので、これらの曲を弾いているとまるでoasisの一員になったような気持ちにすらなります。
この3つの曲は、バレーコードもほとんどないので、アコースティックギターを始めたばかりの人でも簡単に弾くことができます。
その他に私がお勧めしたいのは、Ed Sheetanの”Dont をはじめとするアコースティックギターの曲です。同じくイギリスのロックバンドCold playもアコースティックギター向けの名曲がたくさんあります。特に私がお勧めする曲は”Yellow””Paradise””Charlie Brown”などです。また、女性であればカントリーソングで有名なTayler Swiftの曲がお勧めです。
このようにアコースティックギターで弾ける洋楽はいっぱいあります。ぜひ、自分のお気に入りのアーティストを見つけていろいろと練習してみてくださいね!