ブラッシングを練習しよう
アコースティックギターの練習法、ブラッシングについて紹介します。
ブラッシングは、ギターを弾く右手で弦を上下にかき鳴らし、その際に左手は弦を上から押える形で弾きます。
すると、デゥクドゥクといったような、なんとも硬く歯切れのいい音がしてこないでしょうか。これがブラッシングというものです。
そのキレのいい音と、左手の組み合わせより、ギターの奏法であるカッティングに多く用いられ、そのリズムは曲の進行の中に空白を生み出すため、ためを作り、複雑なリズムを生み出します。
その組み合わせより、演奏の仕方も自由自在です。また6弦を鳴らせばより太い音がし、1弦を鳴らすと軽い音が出るので、音の強弱もつけやすいため、うまく活用するといいでしょう。
右手を軽いタッチで弾けば音量バランスを変えることもできます。それらを総合して組み合わせ、自分なりのリズムを生み出してみましょう。有名な楽曲に布袋寅泰のbad feelingという曲があります。
この曲はそのカッティングの技術をふんだんに盛り込んだ楽曲で、その複雑なリズムと切れ味は多くの人を魅了します。この曲をコピーしようとして挫折した人が今までどれほどたくさんいるだろうか。
またブラッシングをする際、右手が疲れやすいのでしたらうまくできていない証拠で、程よい力加減とブラッシングの力強さに注目して弾くことで、すぐに上達が見込めるでしょう。